サイエンスぽけっとについて
サイエンスぽけっとは、静岡科学館のボランティア有志が2013年に立ち上げた非営利団体です。
メンバーは理科教育の経験者、現役教員、朗読の専門家、保健師などで構成されています。
私たちの目的は、感受性豊かな子どもたちが早い時期から科学に触れ、興味を持ち、好きになってもらうこと。特に小学校低学年や未就学児を対象に、科学の面白さを広く伝え、保護者とともに身近に感じて楽しんでもらうことで、理科離れの防止にもつなげたいと考えています。
活動は、科学館でのボランティアに加え、地域の施設やイベントに出向き、科学絵本の読み聞かせと、その内容に沿った体験型ワークショップを組み合わせて行っています。読み聞かせは、特に未就学児にとって集中して聞きやすく、科学への興味を引き出す効果があります。
さらに、活動の導入部分で使用する科学絵本を自作。民間の科学技術振興財団の助成金を得て、7年間で8冊のオリジナル科学絵本を制作しました。10〜15分で読める長さで、身近な科学への興味や疑問を促す「問題提起型」の内容とし、その後の演示実験や科学遊び、工作で自ら確かめる意欲を持つことを目指しています。
また、小学生向けには、静岡市の科学館をはじめ、市内の児童館、児童クラブ、生涯学習センター、生涯学習交流館などで講座やワークショップを開催してきました。活動後のアンケート結果やリピーターの増加から、子どもたちに「科学は身近で面白いもの」という感覚を届けられていると感じています。
なお、ご参加いただく人数や会場の状況によっては、準備や安全面の都合上、実施できないプログラムがあります。あらかじめご了承ください。
サイエンスぽけっとは、以下の通り助成を受けて活動しています。
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平成26-28年度 子どもゆめ基金より
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平成29-令和7年度 東京応化科学技術振興財団より
2025年度は費用:無料



